top of page

にいがた言友会とは?

 

私たちは社会生活を営む中で、人と関わりながら生きていかねばなりません。そこに、コミュニケーションが重要になってくるのはいうまでもありません。コミュニケーションの手段としてはいろいろなものがありますが、やはり、第一に挙げられるものは「ことば」です。日常生活で「話しことば」の果たす役割は極めて大きいと考えられます。

 

その「ことば」の障害の一つである吃音(どもり)は、自分の言いたいことが言えない、言い終わるのに時間がかかるなど、単に表面的な現象にとどまらずその状況における周りの人からの対応などに左右されて、一人だけで悩んでしまうケースが多くあります。

 

そういう吃音の悩みを持つ方に、悩んでいるのはあなただけではないと知ってもらい、専門家も交えた中で、悩みの克服に少しでも役に立って欲しいと、私たちは考えています。

また、吃音であっても様々な職業に就き、しっかりと人生を歩み、社会生活をしている人達がいるという事実を知ってもらい、可能性を閉ざして欲しくないという願いのもとに、1997年7月に新潟言友会は発足しました。

 

2002年7月には、新潟言友会5周年記念大会「新潟県吃音フォーラム」を開催しました。2003年11月には、「全国吃音ワークショップ」が新潟市で行いました。また、2006年11月には「にいがた吃音小児親の集い」を、2007年8月にはにいがた言友会10周年記念大会「第二回にいがた吃音フォーラム」を、2008年11月には「『吃音と子どもたち』~映像を通して日米の吃音事情を考える~」、2012年10月にはにいがた言友会15周年記念大会「第三回にいがた吃音フォーラム」と、対外的なイベントも行っております。

 

また、2013年、2014年と吃音の社会的認知度の向上を目指し、10月22日の国際吃音啓発の日(ISAD)に合わせて吃音啓発イベントを行っております。

 

2002年8月の総会では、弊会の発展と向上に向け、やわらかいイメージを考え、 “新潟言友会” を “にいがた言友会”に改称しました。

 

にいがた言友会は、刻々と変化する社会の流れの中で、吃音者が豊かに生きるために何ができるのか・どうすればいいのか、日々考えながら、小さな町の小さな集まりながらできることを精一杯やっています。

 

 

活動内容

1. 例会(新潟・長岡・上越他)の開催

2. 会報「雪椿」の発行

3. 吃音ワークショップへの参加

4. 社会への吃音問題の啓発

 (新聞等のマスコミ、HP等を通して)

にいがた言友会モットー

 

1. 話しの前に態度で決まる

2. おおいにどもろう、どもって本音を語ろう

3. ゆっくり話そう、声を出そう、自分の声を聞きながら

4. 目をうまく使おう、目は勇気と自信の表れだ

5. 言いたいことを言おう、やりたいことをやろう

会員構成

 

下は10代から上は70代くらい、幅広い年代の方が参加しております。男性が多いですが、女性の会員もおられます。

また、吃音のある当事者だけでなく、吃音以外の「生きづらさ」の問題を抱えておられる方、ご両親などの保護者や知人、言語聴覚士やことばの教室の先生なども顔を出されます。

bottom of page